2016年3月27日日曜日

タッチウエイトマネジメント研修会2016 四国会場案内

四国会場からのご案内です

四国会場は日本ピアノ調律師協会四国支部の主催です。今年が初めての研修会開催です。昨年の広島会場にわざわざ四国からもお越しいただいていて、今回の研修会開催につながりました。関係者の方々にお礼を申し上げます。
当地での研修会では、他会場とはテーマが若干異なり、グランドでハンマー交換を行う際のタッチウエイトマネジメントのアプローチ方法にポイントを置いてお話しいたします。講義中心ですが、多少実際に触ってみたり確認したりする時間も設定しながら説明していきたいと考えています。皆さまのお越しを心よりお待ちしております。
また、この研修会は一般参加も受け付けます。どうぞお問い合わせください。




 【四国支部タッチウエイト研修会】 

日時:6月9日(木)9時から受け付け開始、研修は9時半~5時

参加資格:どなたでも参加できます。

参加費:他支部会員5千円、一般1万円です。
    (昼食代は含みません。別途1000円程度必要です。)

会場:三木町文化交流プラザ小ホール
          香川県木田郡三木町大字鹿伏360番地
          TEL(087)898-9222

ご参加申し込み・ご質問 お問い合わせは:
研修部長 山根辰夫  E-MAILmama_kumiko3956@yahoo.co.jp までどうぞ!

研修会内容のご案内

ダウンウエイトとアップウエイトを測定して基準値に仕上げる方法が通常行われています。タッチウエイトマネジメントではアクション全体の機構を考慮した上で、各部分の重さや部品間のテコ比率を調整して仕上げていきます。タッチの重さの感じを数値化して分析しますので、元のタッチより軽くしたり重くしたり、あるいはほぼ同じに仕上げたりと、顧客の要望に沿ったタッチ感を提供することができます。

アクションから何をどのようにしてデータ採集をするのか、データをどのように分析してどのように判断をするのか、そして実際にどのようにタッチの重さを変えることができるのかなどについて説明していきます。

<講座の内容予定>
・タッチウエイト調整の概要、その歴史と現状
・チェックリストを使用したデータ収集のやり方
・平衡等式とは何か、それで何がわかるのか
・アクションの各要素の変更とタッチウエイトへの影響の考察
・3要素関連表と適切なハンマーの選択
・新ハンマーでアクションをセッティングする
・タッチウエイトの2つの重さ、平衡重さと慣性重さ
・バランスウエイト基準の鍵盤鉛調整でタッチを揃える
・ハンマー交換の際に考えるべき整調の要素とアクションレシオ



上記予定は詳細について予告なく変更することがあります。あらかじめご了承ください。
※質問や要望等事前にありましたら研修部長山根(上記連絡先参照)までご連絡ください。できる範囲で研修に組み込んでまいります。

2016年3月18日金曜日

タッチウエイトマネジメント研修会2016 北陸会場案内

北陸会場からのご案内です
北陸会場は日本調律師協会北陸支部の主催です。今年が初めての研修会開催となります。
新たな出会いを楽しみにしています。今回は1日の研修会で、入門編から基礎編を簡単な実践体験を通じて学んでいただきます。講義と実際の試行を通じてタッチウエイトマネジメントの基礎を体験します。ご参加を心よりお待ちしております。


 【北陸支部タッチウエイト研修会】 

参加資格:基本的に日本ピアノ調律師協会協会員限定です。他支部からの参加も受け入れます。特例として北陸在住の非協会員は参加可能です(参加費が異なります)。

参加費:協会員は参加費2千円で昼食付き、非協会員は参加費5千円で昼食付きとなります。

定員:30名

会場:石川県河北郡津幡町字津端エー14 「石川県森林公園」

ご参加申し込み・ご質問 お問い合わせは 
支部長 勝木 晴一  E-MAIL: pftuner@sea.plala.or.jp までどうぞ!

北陸会場タッチウエイト研修会内容のご案内


タッチウエイト調整の概要 
ダウンウエイトとアップウエイト、バランスウエイトとフリクション 
スタンウッドの平衡等式とアクション内のテコ比率  
鍵盤鉛調整・ハンマーストライクウエイト調整・鍵盤支点と鍵盤ウイペン接点の移動
事例研究 ハンマー交換する際のタッチウエイトマネジメント 
スマートチャートの作成と目標値の設定
3要素関連表の考え方  
タッチの2つの重さ、平衡重さと慣性重さ

上記予定は詳細のところで予告なく変更することがあります。あらかじめご了承ください。

※質問や要望等事前にありましたら勝木までご連絡ください。できる範囲で研修に組み込んで頂きます。

2016年3月10日木曜日

タッチウエイトマネジメント研修会2016 九州会場案内

九州会場の案内です!
九州会場は日本調律師協会会員のみ参加可能です。要綱は下記の通りです。今回は2日間ということもあり有料の研修会となりました。内容は入門基礎知識から実践体験まで、講義と実習をバランスよく織り交ぜて構成しました。頭と体両方を総動員してタッチウエイトの世界を旅して頂きます。ご参加を心よりお待ちしております。


 【九州支部全体研修】 
中村祐司氏による第2回タッチウェイト研修会のお知らせ
 
 第1回タッチウェイト研修会(20154月末に開催)が大好評につき、この度 第2回のタッチウェイト研修会を開催する運びとなりました。 講師にニュージーランドから中村祐司氏をお迎えし、GPを使用してのタッチウェイト調整をテーマにご指導いただきます。
初めてご参加いただく方にもわかりやすいように導入編やおさらいを交え、もちろん2回目の方にはより深く学んでいただけるように、進化した講義と実技を盛り込んでおりますので、絶対に見逃せない研修会です。 昨年、全国的に話題となったタッチウェイトの世界を、さらに広く深く皆様にご体験頂ければ幸いに存じます。また九州支部内や他支部にも広くお誘いあわせの上、多数のご参加をお待ちしております。


※会場の駐車場には限りがございますので、乗り合わせや公共交通機関での来場にご協力をお願い申し上げます
2日目終了後、会場近くで懇親会を予定しております
(会費は4000円ほどの予定です。詳細は研修会2日目に案内いたします)

会場近隣の主要なビジネスホテルと問い合わせは以下のとおりです
・ グリーンリッチホテル鳥栖駅前 佐賀県鳥栖市京町726  電話:0942-87-1010
・ ホテルルートイン鳥栖駅前 佐賀県鳥栖市京町森園7241 電話:0942-87-1050
・ サンホテルトス     佐賀県鳥栖市京町781−1   電話:0942-87-3939
・ プラザホテル鳥栖    佐賀県鳥栖市本鳥栖町615−7  電話:0942-84-5050

ご参加申し込み・ご質問 お問い合わせは
実行委員  古川 航  E-MAILdabadaba12@yahoo.co.jp

 タッチウエイトとは
「タッチを軽くして欲しい」、「弾いた感じをもっと重くして欲しい」、などと頼まれることはピアノ技術者であればさほど珍しいことではないでしょう。では、そういう場合に何をすれば良いのでしょうか。ダウンウエイトとアップウエイトをチェックして鍵盤鉛で調整しますか?アクションセンターをチェックしたり整調を見直していますか?  その原因は多岐に渡り、解決法もそれぞれ異なります。この研修会では整調も悪くなく、スティックもないのにタッチの重さに問題があるという場合の解決法について説明します。タッチウエイトの2つの構成要素、バランスウエイトと慣性による抵抗感の原理を理解し、それらを意識的にコントロールするのが目標となります。

第2回タッチウエイト研修会 実施予定の内容とスケジュール
1日目(15日):

タッチウエイト調整の概要 
ダウンウエイトとアップウエイト 
フリクション 
スタンウッドの平衡等式と関連するてこ比率  
スタンウッドの平衡等式計測(グループごとに実技)
タッチウエイト調整の3種類の可能性 
鍵盤鉛調整(実習) 
ハンマーストライクウエイト調整(実習)
鍵盤支点の移動(実習) 
鍵盤・ウイペン接点の移動(実習)
事例研究 部品交換なしでタッチウエイトを変更する 
スマートチャートの作成と目標値の設定(講義と実習)
3要素関連表の使い方(講義と実習)  
アクションの2つの重さ、平衡重さと慣性重さ(講義と実習)

2日目(16日):
1日目にやったことの復習
題材ピアノのハンマーストライクウエイト測定とスマートチャート作り(実習)  
サンプル鍵で平衡等式・慣性モーメントデータ採集(実習)
データ解析でタッチ変更の可能性を考察  
サンプル鍵盤のタッチ変更実験と分析(実習)
ハンマーストライクウエイト調整、削り作業と鉛詰め作業(実習)  
パンチングカット実技(実習)
ウイペンヒール厚紙挿入実技(実習)  
鍵盤鉛調整、測定と加工(講義と実習)

*上記予定は詳細のところで予告なく変更することがあります。あらかじめご了承ください。
*質問や要望等事前にありましたら古川までご連絡ください。中村氏に連絡し研修内で答えていただくようにお願いすることができます。



2016年3月7日月曜日

タッチウエイトマネジメント研修会2016 仙台会場案内

仙台会場の案内が届きました!
日本調律師協会の会員でない技術者が参加できる初級・中級向けタッチウエイト研修会はこの仙台会場と中国支部会場以外ありません。特に仙台会場は2日間の日程で多くの内容を詰め込みました。実際の作業をいろいろ体験して頂きます。この技術を学びたい人にはうってつけです!参加要綱は下記の通りです。どうぞご参加ください。20名限定で、残りわずかです。早めの申し込みをお勧めします。

タッチウエイトマネジメント研修会・仙台会場のご案内

これまで日本でタッチウエイト調整と言えば鍵盤鉛でのダウンウエイト・アップウエイトによる調整を指していましたが、ピアノ技術の最先端ではアクション全体を捉えたより効果的な方法が主流になりつつあります。中でもこのタッチウエイトマネジメントは、アクションの静的な重さのみを扱うのではなく、動的な状態をも考慮する調整方法です。双方を的確に調整していくことにより、顧客に今以上の満足感を与えることができるでしょう。しかも必要な作業を取捨選択できるので、予算に柔軟に対応でき、顧客の多様な要望に沿った仕事が提供できます。

仙台では2日間研修会を実現することができました。この機会を見逃さず、タッチウエイトの世界をたっぷりとお楽しみください。皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。

研修会幹事 阿部正明

日時:5月30日(月)9:30~17:30(受付は8:30より)
     31日(火)9:00~16:30

*2日間の連続講義です。一日のみの受講はできません。

会場:仙台ピアノ工房 (宮城県黒川郡大和町吉岡南二丁目3-3

会費:10,00015,000(当日に承ります)

*定員は20名です。定員になり次第受付を締め切らせていただきますのでご了承ください。

<お問い合わせ、お申し込みは阿部正明 pia18h15@heronet.ne.jp までどうぞ>

Ø  研修会の内容のごく一部をご紹介します
·        ダウンウエイト、アップウエイト、バランスウエイトなどタッチウエイトに関する用語の具体的な関係はどのようになっているでしょうか?
·        アクションレシオとストライクレシオはそれぞれ何の比率を表すのでしょうか?そしてタッチウエイトの調整と整調がどのように密接にかかわっているのでしょうか?
·        ハンマーストライクウエイト調整は音色とタッチの両方にかかわってくるために重要です。具体的にその調整方法を解説いたします。
·        動いているアクションの「重さ」はどのように数値化できるのでしょうか?慣性モーメントとは?そしてギアレシオとは?