2016年3月10日木曜日

タッチウエイトマネジメント研修会2016 九州会場案内

九州会場の案内です!
九州会場は日本調律師協会会員のみ参加可能です。要綱は下記の通りです。今回は2日間ということもあり有料の研修会となりました。内容は入門基礎知識から実践体験まで、講義と実習をバランスよく織り交ぜて構成しました。頭と体両方を総動員してタッチウエイトの世界を旅して頂きます。ご参加を心よりお待ちしております。


 【九州支部全体研修】 
中村祐司氏による第2回タッチウェイト研修会のお知らせ
 
 第1回タッチウェイト研修会(20154月末に開催)が大好評につき、この度 第2回のタッチウェイト研修会を開催する運びとなりました。 講師にニュージーランドから中村祐司氏をお迎えし、GPを使用してのタッチウェイト調整をテーマにご指導いただきます。
初めてご参加いただく方にもわかりやすいように導入編やおさらいを交え、もちろん2回目の方にはより深く学んでいただけるように、進化した講義と実技を盛り込んでおりますので、絶対に見逃せない研修会です。 昨年、全国的に話題となったタッチウェイトの世界を、さらに広く深く皆様にご体験頂ければ幸いに存じます。また九州支部内や他支部にも広くお誘いあわせの上、多数のご参加をお待ちしております。


※会場の駐車場には限りがございますので、乗り合わせや公共交通機関での来場にご協力をお願い申し上げます
2日目終了後、会場近くで懇親会を予定しております
(会費は4000円ほどの予定です。詳細は研修会2日目に案内いたします)

会場近隣の主要なビジネスホテルと問い合わせは以下のとおりです
・ グリーンリッチホテル鳥栖駅前 佐賀県鳥栖市京町726  電話:0942-87-1010
・ ホテルルートイン鳥栖駅前 佐賀県鳥栖市京町森園7241 電話:0942-87-1050
・ サンホテルトス     佐賀県鳥栖市京町781−1   電話:0942-87-3939
・ プラザホテル鳥栖    佐賀県鳥栖市本鳥栖町615−7  電話:0942-84-5050

ご参加申し込み・ご質問 お問い合わせは
実行委員  古川 航  E-MAILdabadaba12@yahoo.co.jp

 タッチウエイトとは
「タッチを軽くして欲しい」、「弾いた感じをもっと重くして欲しい」、などと頼まれることはピアノ技術者であればさほど珍しいことではないでしょう。では、そういう場合に何をすれば良いのでしょうか。ダウンウエイトとアップウエイトをチェックして鍵盤鉛で調整しますか?アクションセンターをチェックしたり整調を見直していますか?  その原因は多岐に渡り、解決法もそれぞれ異なります。この研修会では整調も悪くなく、スティックもないのにタッチの重さに問題があるという場合の解決法について説明します。タッチウエイトの2つの構成要素、バランスウエイトと慣性による抵抗感の原理を理解し、それらを意識的にコントロールするのが目標となります。

第2回タッチウエイト研修会 実施予定の内容とスケジュール
1日目(15日):

タッチウエイト調整の概要 
ダウンウエイトとアップウエイト 
フリクション 
スタンウッドの平衡等式と関連するてこ比率  
スタンウッドの平衡等式計測(グループごとに実技)
タッチウエイト調整の3種類の可能性 
鍵盤鉛調整(実習) 
ハンマーストライクウエイト調整(実習)
鍵盤支点の移動(実習) 
鍵盤・ウイペン接点の移動(実習)
事例研究 部品交換なしでタッチウエイトを変更する 
スマートチャートの作成と目標値の設定(講義と実習)
3要素関連表の使い方(講義と実習)  
アクションの2つの重さ、平衡重さと慣性重さ(講義と実習)

2日目(16日):
1日目にやったことの復習
題材ピアノのハンマーストライクウエイト測定とスマートチャート作り(実習)  
サンプル鍵で平衡等式・慣性モーメントデータ採集(実習)
データ解析でタッチ変更の可能性を考察  
サンプル鍵盤のタッチ変更実験と分析(実習)
ハンマーストライクウエイト調整、削り作業と鉛詰め作業(実習)  
パンチングカット実技(実習)
ウイペンヒール厚紙挿入実技(実習)  
鍵盤鉛調整、測定と加工(講義と実習)

*上記予定は詳細のところで予告なく変更することがあります。あらかじめご了承ください。
*質問や要望等事前にありましたら古川までご連絡ください。中村氏に連絡し研修内で答えていただくようにお願いすることができます。



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