(2)ウイペンアッセンブリー
(図版3) 慣性モーメントを求めるために適当な大きさに分解・切断されたウイペン
ウイペンは複雑な形状をしているので何cmごと、という分割ではなく、形状に合わせて分けました。回転軸はウイペンセンターピンの位置で、各部分の質量と、その重心と中心軸の距離の二乗をかけて算出します。
MoI
(Whippen) = Σmn(sn)2
Σは分割した部分の数値を合計すると言う記号で、mは質量、
s は中心と重心との距離です。
このサンプルのウイペンはスタインウェイのパーツですが、この部品は756
gcm2と計算されました。後の方でそれぞれの慣性モーメント値を比較しますが、ウイペンは他の2つよりも大変小さい値のためさほど深く分析していくことはしません。
0 件のコメント:
コメントを投稿